代表挨拶

「会計は、その会社の姿を映す鏡である。」
これは、私が北海道大学会計専門職大学院で特任准教授をしていた際に
担当授業のシラバスに書いた言葉です。

みなさんがダイエットを始める際には、まず体重計に乗り自分の体重を図り、そして目標体重を設定すると思います。
企業経営においても同様に、まず自社の状況を把握し、そして現状から将来の目標を設定することになります。
では、”会社の姿を現すもの”とは何でしょうか?
事務所の写真でしょうか?
従業員の姿でしょうか?
もちろんそれらも会社を表す一面であることに間違いはありません。

しかし、日本という資本主義経済の中で、
一番大切な切り口は会社が行っている経済活動を表すことではないでしょうか。

この経済活動を表示し、自社の状況を把握する手段こそが「会計」であります。
曇った鏡では、自分の姿はよく見えません。
歪んだ鏡では、自分の正しい姿はわかりません。
まず正しい現状を把握することこそが大切です。

私は2001年より、会計監査という業務を通じて、
いかに会計が会社のいまある姿を現すかについて、研鑽を重ねてきました。
そして、今の姿から、いかに将来の姿を描き出していくか。
この経験を積み上げていきました。

”将来のために、今の姿を正しく捉える”
”それが将来の発展につながる”
この循環を生むことこそが、会計に携わる者の基本だと思います。

そして、2009年より税理士としての業務をスタートしました。
そこで、多くが経営者「税金を払いたくない」という現状を目の当たりにしました。
では、税金を払わなくて、経営が成り立つのでしょうか?
節税はもちろん大切です。
適切な課税選択をすることにより不必要な税金まで払うことはありません。

しかし、法人税を基本として利益に係る税金を払いたくないということ、これは利益を生まないということです。
利益がなくて、会社が継続的に成り立つのでしょうか。
例えば、不動産賃貸業の場合、
銀行借入にて不動産(土地・建物)を購入して賃貸に回した際には、
一般的に「借入元本返済額>減価償却費」であることから(土地は減価償却を行わないため)
、 利益が創出しない限り借入金の返済原資は生まれません。

もし、この業態で利益が創出されていない会社があれば、
銀行借入金が僅少か、若しくは銀行借入の返済を経営者が肩代わりしている状況しかありえません。
経営者が借入返済を肩代わりしていることが、
健全な経営といえるでしょうか?
この状況で永続的に会社が成り立っていくのでしょうか?
会社経営においては、きちんと利益を創出し、
税金を支払った上で、残った税引後利益をいかに再投資していくか。

これこそが王道であると考えます。

会計がしっかりしていない会社は、必ず経営に行き詰ります。
自分が見えていないのですから。 
会計が良くなれば、自分を見つめることができれば、会社は必ず発展する!!
公認会計士・税理士鈴木隆司事務所は、
スタッフ一丸となって、会計を通じて全力で会社経営をサポートして行きます。
全ては、会社に関わる全ての人の幸せのために!!

鈴木隆司

Profile

代表鈴木 隆司

  • 公認会計士(2005年登録 登録番号 19361)
  • 税理士(2009年登録 登録番号114939)
  • 生年月日1976年12月13日
  • 血液型B型
  • 出身地北海道札幌市

CAREER
代表経歴

代表経歴

主な兼務内容

公認会計士としての業務歴

新日本有限責任監査法人在職時
  • 法定監査金融商品取引法に基づく監査
    会社法に基づく監査
    信用金庫及び信用組合の監査
    国立大学法人の監査
  • 法定監査以外の監査株式上場準備業務
  • 国際的な監査アニュアルレポート作成業務
  • 会計業務不正や誤謬を防止するための立案、指導、助言業務
  • 財務調査業務(財務デュ―デリジェンス)
公認会計士鈴木隆司事務所開設後
  • 法定監査金融商品取引法に基づく監査
    会社法に基づく監査
    信用金庫及び信用組合の監査
    国や地方公共団体から補助金を受けている学校法人の監査
    労働組合の監査
  • 法定監査以外の監査農業協同組合の監査
    その他の任意監査
  • 会計業務不正や誤謬を防止するための立案、指導、助言業務
    財務諸表の作成支援業務
  • マネジメント・コンサルティングサービス企業再生計画の策定、検証
    財務調査業務(財務デューデリジェンス)
    株価の評価業務
    不正取引調査業務
    知的財産を活かした経営改善支援業務
  • その他民事再生手続きにおける調査委員
    北海道大学会計専門職大学院 外部授業評価
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